うららかたいむ。
お題:朝チュン
朝、太陽の光で目が覚めた。
いつものように伸びをしたところで違和感。
自分を見返すと全裸。
…隣も見てみる。
隣?
遊星が隣で寝てる?!!!!
「ん…、十代さん早起きですね…。お早うございます。ゆっくり眠れましたか?」
「あ、あぁ…多分…?ところでさ、なんで裸なんだっけ?」
「…忘れてしまったんです?昨日あんなに気持ちよさそうに…」
「まったー!!!!!!!!…まって、待ってくれ、思い出したからコレ以上言わないでくれ…。」
そうして思い出した昨日の出来事。
めくるめく自分の痴態。
そうして頭を抱えてると隣の遊星が心配そうに腰を擦る。
「腰、湿布持ってきます?」
「え、なんで…、っていったーい!!!!!!」
そう、腰が気になってぴーんと身体を伸ばしたら、あまりの痛さにそのまま後ろに倒れる。
そうして遊星が湿布をもって帰ってくるまでベッドの上でゴロンゴロンするはめになったのだった。
ふたなり(のっとR)ネタ
いつだかの…、まだ遊星の家に転がり込んで間もなく、まだ身体の秘密を知られてなかった頃の話だ。
先にお風呂を頂いていた俺はぼーっとしつつ自分の身体を眺めていた。
「そのうち遊星に話さなきゃな…、っと、遊星が来る前にでなきゃな。」
そう思った時だった。
がらがら、と突然お風呂のドアを遊星が開けてきた。
「十代さん、お湯加減いかがですk…、ってえ?!十代さん、その身体は…?!女性だったんですか?!!!」
「あー…、ど、どう説明すればいいんだ…えっと、」
「す、すいません勝手に入ってしまって…!ご、ごゆっくり…?!!!」
そうして遊星に勘違いされたままドアを閉められてしまった。
どう説明しよう、と頭を抱えつつぶくぶくと風呂に沈むのだった。
…とまぁ、これは昔の話だ。
その後、なんとか説明して理解をもらい、それぞれお風呂に関しては一緒に入らない、と決めたのだった。
キスしてるだけ
そっと目を開けると目の前に遊星がいた。
じゅうだいさん、そういって顔を近づけてくる。
俺も目をつぶって彼の行為を受ける。
そっと軽く押し付けられた唇は柔らかく、そしてゆっくりと離れていった後、もう一度押し付けられる。今度はそっと舌で俺の唇を割って口内へと侵入してくる。
遊星は俺の顔に手を添えながら深く深く、舌を入れて、口の中を蹂躙する。
最初は歯列、その後にその裏、それから舌を絡めて、俺の舌の裏をそっとその舌でなぞって。
その後にそっと顔を離されると、見事に遊星に夢中な俺の出来上がり。
彼の首に腕をかけて、もう一度、とねだるともう一度繰り返される行為。
そんな夜を後何回過ごすのだろうか。
まだいつまでなんて見えないけれども、きっと老いてもやってるんだろうな、と感じた。
お題:しょたじゅーだいさん
「ゆーせぇ…!」
知らない声が俺の名前を呼ぶ。振り返るとそこにはダボダボの服を着た…十代さんに似た小さな子供。
…でも俺の名前を呼んだ。
もしかして?
「ゆーせぇ…朝起きたら縮んでた…んだけど…なんでだ…?」
「もしかして、いや、もしかしなくても十代さん…?」
「…そーだけど。」
そうして目線が合わないのでそっと抱き上げると、すこし浮遊感が怖いのかぎゅっと腕を掴んでくる。
そして上目遣いで一言。
「ゆーせぇ、目、据わってる。」
「…はい?」
「そーいや龍亞と龍可にもそんな顔してたな。…ふーん、ちっさい子が好きなんだー、普段の俺のことはすきじゃないんだー、へー…。」
そして軽蔑の眼差し。
…たまらない、と思いつつも、訂正をいれる方向へ頭を切り替えったのだった。
お題:ねこみみ
朝起きたら何やらおかしなものが付いている。
鏡をみて気がついたわけだが。
「…なんだこれ、猫耳?」
そうして引っ張ってみる。
…痛い。ということは…?
「これ、生えてる…?」
そうしてしっぽにも気がつく。コレってどういうことだ?と首をかしげていると後ろからもう一人おっきな、まるで狼のような耳を生やして廊下から歩いてくる人物が一人。
「十代さん、おはようございま…、ってその耳どうしたんですか?」
「…遊星、それそっくりそのままお前にも返すわ」
そして遊星の頭についている大きな耳を引っ張る。
案の定痛そうに声を上げる。
…昨日悪いものでも食ったっけ、なんて話になるが特にそんなこともない。
その日一日よくわからずにそのまま過ごした。
解明されないまま、次の日にきえた、なんてただの不思議でしかなかった。
今でも謎に包まれたまま。
たまに思い返しては二人で頭をひねるのだった。
お題:遊十で「君の泣き顔を見たときに、心の中で少し喜んでしまった」とかどうでしょう。
shindanmaker.com/531520
今日は親友様の命日だった。ひっそり墓参りにって帰ってきた後に、遊星が迎え入れてくれる。
「おかえりなさい、十代さん。今年も行ってきたんですね。」
「…もちろんだよ。大切な親友の命日に墓参りに行かなくてなにが親友だよ。」
「…しばらくしたら俺もそうなってしまうのでしょうか。」
「そうだな、あと十数年後にはきっとそうなるんだろうな。」
「そう、ですか。」
そうして俺は、そのことを考えて泣いてしまった。
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十代さんがヨハンさんのお墓参りにいって帰ってきた。毎年この日だけは一人でお墓参りに行って戻ってくる。
おかえりなさい、といって出迎えると、少しだけ泣きはらしたような顔をこちらに向けてきた。
そして彼に疑問を投げかけてみる。
「…しばらくしたら俺もそうなってしまうのでしょうか。」
「そうだな、あと十数年後にはきっとそうなるんだろうな。」
「そう、ですか。」
そうして彼はそのことを考えてないてしまったようで。
ただ、俺のことをおもって泣いてくれた十代さんの泣き顔を見たときに、大切にされてるんだ、と心の中で少し喜んでしまったのは内緒の話だ。
お題:髪をわしゃわしゃされるだけで感じる十代さんのおはなし
「っだー!!!!!雨に降られた!!!ゆーせー!タオル取ってくれ…!」
「はいはい、十代さん。」
そう言って手渡す。
そしてわしゃわしゃと本人が拭いているが、一向に水の滴りが止まらないので、もう一枚取ってきて勝手にわしゃわしゃとする。
と、何やらひっ…!と声を上げる十代さん。
「ゆ、せえ…、そこ、だめ…!」
「え?どういうことです?」
「そこ、かんじる…!だめ…!」
「…そうなんですね。じゃあ一緒にお風呂に行きましょうか。…もっと感じさせて上げますよ。」
「ゆー、せー?」
そして上目遣いをする十代さんの手を引いてお風呂場に向かったのだった。
お題:十代は目隠しされて椅子に座らされ、手足を拘束されて胸の先だけを延々と弄られ続けると悦びます。
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なぁ遊星、頼みがあるんだ、そう彼-十代さんは切り出した。
そうして頼まれたことはなかなかにノーマルではなかった。
…しばらくして、上半身は裸の状態で座ってもらってから目隠し、そして手足を縄で縛り付ける。
そして口を開いて、はやく、と催促される。
「いいんですか?触っても。」
「いいって言ってるだろ…?これ以上焦らすなよ…。」
「わ、かりました。」
そうして彼の胸元にある二つの小さな突起を触る。
その瞬間、すこし身動ぎしながら、顔を赤く染める。
「あ…、ゆ、せ…、そこ、もっと、触って…?」
言われるがままにいじっていくと彼の息遣いが荒くなっていき、そして口からは唾液をこぼしていく。
口を口で塞ぐとくぐもった声を上げる。その間ももちろん突起は触ったままだ。
それから深くキスをして口を離す。
「…本当に十代さんお好きなんですね、ここ。…だいぶコリコリしてきましたよ?」
「ん、はぁっ…!ら、っれえ…、きもちいいんだもん…、らいすき、らよ…?」
「ろれつ、回ってないですよ、十代さん。」
「ん…、れもわかるんれしょ…?」
「まぁ…そうですけど。」
そうして今度はその突起を口の中に含んでみることにしたのだった。