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「ルヰくんっ!今日の夜は寒いね…。」
「そうだね、シン。…体が温まること、しよ?」
「…うん。」

そう言ってルヰくんは僕を抱きしめてくる。
…と言ってもまだ僕達の自室ではないので抱きついてくるだけだ。
2人で寄り添って廊下を歩いていると向こうから法月総帥が現れる。

「おぉや、シンにルヰじゃないか。くっついて歩いて、仲がいいですねぇ…?」
「寒いのでくっついて歩いてたんですよ、法月総帥。」

ルヰくんが半分位しか合ってないことを平然と言ってのける。
僕のほうも一応ちらりと見て、それとなく感じ取ったのか、きちんと休みをとるように指示をして去っていった。
ほっと僕が一息つくとルヰくんはふふ、と言いながらさらに強く僕を抱きしめてくる。
それに僕は熱い吐息と目線で応えた。


部屋につくなりルヰくんは僕の唇を奪うと、口腔内を舌で、まるですべてを舐め尽くそうかと言うくらいに舐め回してくる。それだけで僕の身体は、ただでさえルヰくんにエッチなことは仕込まれているのだ、反応してしまう。ルヰくんの首に腕を回しながらそっと抱きつくとそれでいいと言わんばかりに背中を撫でてくる。
ルヰくんはしばらく僕の口腔内を舐めた後、そっと唇を離すと、僕とルヰくんの間を淫らな唾液の糸が繋ぐ。
それをぼーっと眺めているとルヰくんは言う。

「シンってばとーってもえっちな顔してる。かわいい…♡」
「ら、っれぇ、気持ちよかっらんらもん…、ねぇ…もっとォ、えっちなこと、してぇ…?」

この半年間だけでもルヰくんに好き勝手暴かれてえっちな身体にされてしまったのだ、この程度で満足できるはずもなく。
僕の答えに舌なめずりをしながら、目を細めてもちろんもっとしてあげる♡と僕にとってゾクゾクする声で答えた。

そっと手を引かれてベッドへと連れていかれると簡潔にほら、とだけ言われる。
そっと寝そべるとそうそう、それで何をするの?と言われるので、下だけおもむろに脱いで開脚したらいい眺めだね、なんて言う。
それだけで顔から火が出るのではないかというくらい顔が熱くなる。

「ふふ、かわいいね、シン…。自分から脚を開くだなんて…。早く触って欲しいんだ?」
「う、んっ…!ルヰくんに、さわってほしい、よ…?」
「じゃあさ、その前に胸の上にある乳首、自分で触って?何してもいいよ?僕にえっちな姿、見せてよ。あぁ、脱がなくていいよ?服は着たままで、そう、乳首を触ってる様子が見えるようにずりあげて…、うん、シン…最高に可愛いよ…?」
「ル、ヰくん…っ、僕、触るから、みて、てっ…!」

そういって乳首を指でなぞると、不思議なものでルヰくんがこんなに淫乱な僕を見てるという事実に興奮してるのか気持ちがいい。
そっと潰してみるといつもより固くなってることに気がついて顔を赤くすると、ルヰくんがその反応は普通だから大丈夫だよ、と目を細めて舌なめずりをしながら答えてくれる。
そんなルヰくんの姿にほぅ…と息を吐きつつ、さらに強く摘んでみると、気持ちが良すぎたのか、あっ、と声が出る。

「ル、ヰく、ん…っ!これ、気持ちよすぎて、らめぇ…。ぼく、おかしくなっちゃう…!」
「ふふ、いいんだよ?もっとおかしくなったってさ…。ほら、もっと狂って見せて…?」
「ルヰく、そんな…、ぁ!そこぉ、触らないでぇ…!」
「だってシンのかわいいのが涎垂らして待ってるもんだから。触るしかないじゃない?」
「やぁ…、恥ずかしい…。」
「ほら、シン。手、止まってるよ?」
「んぅ、わか、った、よ…!」

そして乳首をつまみながら、僕のモノを触ってるルヰくんの姿を眺める。
恍惚としながら僕のモノをさわるルヰくんはとってもえっちで、そして更に性感を高めてくる。

「ル、ヰく…、もっと、さわってぇ?すりすり、…して?」
「うん。シンも胸、さわってて?…うん、かわいい♡」
「…ルヰくんにそう言ってもらえるの、好き、だな…」
「なら良かった。シン…好きだよ?」
「んっ、僕も…、好き、だよ?」

お互いの気持ちを伝えたところで僕のモノが限界に近づいてくる。
目をつぶりながら必死に胸を触ってると、ルヰくんが僕の手をどける。
何をするのかと目を開けると僕のモノを触りながら、僕の胸の上にある乳首を舐めてきたのだ。
れろ…と舐めた後にちゅう、と乳首を吸ってきて身体がびっくりする。

「ひゃ…!ルヰく…!何して…!」
「あは…、シンが女の子みたいに可愛かったから出るかなーって。」
「で、出ないよ?!僕男だよ?!」
「ん…、必死になって胸触ってる姿が可愛かったから…つい。」
「つ、ついなの…それ…。」
「うん。つい。ほら、…感じるでしょ?」

そう言うとルヰくんは僕の乳首をくりっと指で潰してくる。
あまりの気持ちよさに僕は声を上げてしまう。

「っひ!ふ、ふいうちは、ぁッ!」
「ふふ…ほら、かんじるでしょ…?敏感になってる…かぁわいい…。」
「はぁ…っ!はぁ…っ!ルヰく、もっと、」
「もっと?」
「むね、さわって…?くちで、して、ぇ…?」
「シン…、抗えないところもかわいい…。イきたいんだね…。ふふ、そうしたのは僕だけど!」
「ぁ…、きもち…い…!で、そう…!あ、ああああああ!!!」
「あはっ…!シンのだ…。ふふ、ほら、でたよ?」
「ぁ…、ご、ごめん、ルヰくん…!てぃ、ティッシュ…!」
「いいよ、これは別の用途に使うから…。」
「え?」

疑問に思った次の瞬間、ぬるぬると出したものをお尻の穴に塗っていく。
そもそも普段からルヰくんにそこは触られていてゆるゆるなのだ、すぐに指が3本入る。
バラバラと中で動かされ、どんどん気持ちが高まっていく。
さらに気持ちよくなりたいと身体が自然とルヰくんの指が気持ちのいいところに入るよう動く。それから、乳首を気がついたら自分で潰したり撫でたりしていた。

「シン、そんなに乳首気に入ったの?…ふふ、女の子みたい…。」
「ぇ…?あ…、これ、は!」
「いいんだ、気持ちがいいならそれで。気持ちよさそうにしてるシンはかわいいから。」
「ん…ルヰくん…。んっ…はぁ…!…うん、きもち、い…。おちんちんも、さわって、ほしい、な?」
「ふふ…了解。そのうち乳首だけでもイけるようにして上げたいね…。女の子みたいなシン、かわいいから。」
「んぁ…!そこ、きもちい…!おちんちんも、乳首もきもちいよ…!お、ぁ…!お尻の中も、やぁ…!」
「ん、そろそろシンの理性が飛んできてる…。気持ちよすぎたのかな…?そろそろ挿れるね…。そのうち母乳が出るようになったら更に盛り上がるかも…。ふふ!」
「あは…っ!ルヰくん、ルヰくん、ルヰくん…!挿れてくれるの?おっきいの、はやく、ほしいよ…!ちょーだい!ルヰくんのおちんちん、ちょーだい…!」
「今挿れてあげるよ…。ほら…」

そうしてゆっくりと挿れていくルヰくんに、耐えきれずに脚で引き寄せてしまう。

「あはっ…!おくまで、入ったァ!うごかしてぇ…!ん!」
「シンってば、性急すぎるよ?ふふ、でも、動いてあげる。…んう…」
「ひぅ…!乳首、舐めながら突かないでぇ…!あ、あ、あ、あ、」

理性なんてとっくにとんでた、ここからはもはやルヰくんの思うがままに攻められて、頭なんてうまく動かない。
だんだん気持ちいいという言葉で脳が埋め尽くされていく。

「ルヰ、くぅぅぅ、ん、かはっ…!しょこ、しょこもっと、もっと、ちょーだぁ!あ、あ、あ、あ、あ、んあ、ひゃうっ…!あぁ、んうううう、」
「シンってば…、もう何を言いたいのか掴むのが大変じゃない。ふふ、そんなに気持ちがいい?僕ので満たされてる?」
「う、んっ!きもちいいよぉ…!ぐりぐりしてぇ…!もっと、もっとぉ…!ぁ、深、あ、ひ、る、ルヰく、…!」
「ふふ、本当に気持ちよさそう…♡そんなに催促しなくてもいーっぱいやってあげるよ♡…本当に、かわいい…♡」

かわいい、といいながらルヰくんはどんどん僕の中を蹂躙していく。深く突いたかと思ったらギリギリまで抜いたり。ゆっくり奥に突っ込むのかと思いきや急に突いたり。僕自身もルヰくんのモノをもっと感じようと自分から腰を動かしたり、指示されてまた乳首を自分で触ったり。

「ほら、シン。しっかり胸、触って?…ん、はぁ、その表情そそるね…。とーっても厭らしい顔してる…ふふ、かわいい…。キス、してあげるね?」
「あ…、ルヰく、んんんん、」

上も下も繋がっているという状況に、僕は陶酔しながらルヰくんの言う事を聞きながら動く。
そんな時だった。

「んー…!!!!!」
「シン?イったの?…ってあ…。ふふ、本当に女の子みたいだね…。空イキしちゃったんだ…。」
「あっ…ん!」

ルヰくんにつつつ、と頬をなぞられると、それすらも快感を感じて身じろぎしてしまう。

「ルヰ、くぅぅぅぅん…♡きもちいよ…!身体全体がきもちいよ…!ぁ…!しゃわらないでぇ…んっ!はぁ…!た、しゅけて…!」
「ふふ…、感じ過ぎ。ほら、僕もイきたいな…?イかせてくれる?」
「ぁ、それ、は」
「いいよね?ふふ…気持ちよすぎてよがりまくるシンが見たいなぁ…。」
「ひ…!ルヰ、く…ーあぁ…っ!ひゃ、う、あ、あ、あ、あ、ら、めぇ、やら、ぁ…!」
「かわいい…!ほら、僕の精液、お腹にあげる…♡」
「んひぃ!…っひゃああああ!あひゅい、よぉ…!」
「…っはぁ、シン…。ほら、涙出てるよ…?ふふ、」

そういうとルヰくんは僕の頬をぺろり、と舐めた。そしてすこし塩の味がするね、なんていう。
きっと汗の味もしたに違いない。
そんなルヰくんの首に腕を回しながら目を閉じてキスを強請る。
ほら。ちょーだい?

「シンってば…、そんなにキスして欲しい?」
「うん…!ちょーらい…?」
「ふふ、かわいい…♡お望みどおりキスしてあげるね?」
「んう…♡」

そしてお互いの舌を絡ませ、足も、それから指も絡ませて。
僕の淫らな姿をもっと見せてと言わんばかりに腰を打ち付けてくる。

「ん、んー!!!!、んっ、ぁ、ふ、んんっ…!」
「ん…、はぁ…、あむ…、」
「んんん…、んー…!!!!」

ルヰくんに翻弄される中、あまりの気持ちよさに何度も何度も、いわゆる空イキを繰り返す。
やっと口を離してもらえた頃には頭がぼーっとしていて、息をするのがやっとだった。

「ふふ、とーってもかわいいよ、シン♡」
「ルヰ、く、…っはぁ…!…ん、も、と、ちょー、だぁ…?」
「まだ欲しいの?…もう、淫乱だね、シンってば。」
「ら、っれぇ、もっろぉ、ほしいん、だもん…、ら、め…?」
「駄目じゃないよ、…これ、入れる?」

そしてさらに彼が取り出してきたのは尿道プラグだった。
あぁ、本気で精液を出させないつもりだ、回らない頭でそう思ったけれど、尿道に異物が入ってくる感覚が好きなのだ、入れたくないわけがない。

「う、ん…!いれ、てぇ…?」
「わかった、入れてあげるね?」
「や、ったァ…♡ルヰくー…、しゅきぃ…♡」
「うふ、そう言ってもらえると僕も嬉しいな…、ほら、入れるよ?」
「ん…♡」

そうしてルヰくんの手によって尿道にプラグを押し込まれていく。
その間にも気持ちよくて身体を震わせてなんどか空イキしてしまう。

「シンってば…身体を震えさせながらそんなに悦んで…、えっちだね?」
「え…っちでも、いい、でしょ…?んっ…、はぁ、」
「悪いとは言ってないよ♡…ほら、入りきったよ?」
「あはっ…、ほんと…らね…♡ルヰくんの、もっと、ちょーらい?」
「ふふ、わかってるよ。あとはこれ…、今日は使ってみようか。胸に当ててあげるね…?」

そういうと、二つほど小さなサイズの何かを取り出して電源を入れる。
電源を入れたら流石の僕にもなにかわかる。
それを、もしかして、

「シン♡胸にこれ、当ててあげるからね?…快楽に狂っていいんだよ…♡」
「んぁ…♡ルヰくん…だいすきぃ…♡」
「うん…、もっと気持ちよくなって…?」

そうして僕の両胸にローターを当てる。
細かな振動の気持ちよさに早速声を上げてしまうと、ルヰくんに口を塞がれる。どうやら、ルヰくんも胸にローターを当ててみたかったらしく、僕達の胸の間にローターが挟まる。
あまりの気持ちよさに涙を零しながらも、ルヰくんの背中に腕を回して、もっと密着すると彼も気持ちがいいのか、息が荒くなる。
おたがいに唾液を交換しながら、たまに息継ぎを繰り返して、そしてまた互いの口を塞ぐ。
もうただただ互いに快楽に狂い、そしてさらに互いの快楽引き出そうと動く。
僕は自分から腰を動かし、ルヰくんも僕のお尻の中を深く突こうとする。
いつだがの息継ぎの時だ。

「ん…はぁ、どうして、?ぼく、おんなのこじゃないんだろ…?」
「どうしたの?シン君。…赤ちゃんでも産みたいの?」
「ん…!あの、ね?きっとおまんこがあったら、きもちいいのかなぁ…って、ちょっと、おもっただけだよ?」
「うふ、それならもうシンのお尻がそうでしょう?…それとも、もっと開発して欲しい?」
「…ぁ、それ、は、いいかもしれない…ね?」
「…うん、ちょっとやり方模索してみるね?全身性感帯にしてあげるから、待ってて?」
「あはっ…!それは、きもちよさそう…、まってる、ね?」
「うん、もっと淫乱にしてあげるからね♡」

そんな会話を繰り広げつつ、ルヰくんにしがみついて快楽を得る。
彼と気持ちよくなれるのならばどんなに淫乱になっても、と思わせるのだから不思議だ。
するとルヰくんがラストスパートと言わんばかりに、ガツガツと腰を振ってくる。
それをそのまま身体を揺らしながらなんとか受け止めると、自分のイくぎりぎりで、僕の尿道に入っているプラグを外す。
ルヰくんの精液をお腹で受け止めながら、大声を上げて自分自身も盛大に精液を性器から吐き出す。
ルヰくんの顔が僕に近づいてそっとキスをして、そして休んでいいよ、と話しかけて、それから僕のお尻に指をかける。
ここで寝ては、と思うのに身体はてんでいうことを聞かず、そして眠気に逆らえずに僕は目を閉ざした。

_____________

「ん…と、これで全部出せたかな。これもとめて…、あ、シンってば、可愛い寝顔…♡あぁ、食べちゃいたい♡」

そっと彼の身体をまさぐると、本人の意思に関係なく僕の方に擦り寄ってくる。
そしてその頬にキスをひとつ。

「ふふ、シンってば、意識がなくても僕に擦り寄って…、僕から離れられなくなってるのかな…?いや、離れるのは僕が許さないけど…ね?」

それから、ぎゅっと抱き寄せて僕もねるのだ。
どこかで、シンは僕のものだってマーキングしなきゃいけないかなぁ、なんて思いつつ、自身も疲れていたのか、いつしか微睡みに誘われてそのまま目を閉じた。

_____________

次の日、明るい光に目を覚ました。
隣にはいつも通りルヰくんがいて、そっと擦り寄る。
ルヰくんの寝顔はいつ見ても綺麗だ。
ほぅ…と息を吐きながら見つめてると、そのまぶたが開く。
きれいなきれいな、僕の大好きなはちみつ色の目が見えると、とろりと微笑んでくれる。
僕もえへ、と微笑むと、そっと指を僕の頬へと滑らせてくる。

「シン、おはよ?」
「うん、ルヰくん。おはよう。」
「あぁ、今日も綺麗だ、シンは…。」
「そんなことは、ないよ?ルヰくんの方が綺麗じゃない。」
「あはっ、そう言われるのは嫌いじゃないけど。…まるで両目にルビーをはめ込んだような…、綺麗な瞳…、取り出したい。いや、しないけどね?シンがプリズムショーができなくなるのは勘弁だし。」
「ルビー…、そんなことは無いって。でも、ルヰくんにそう言ってもらえるのは悪くないかなぁ…。」
「…ねぇ、シン。ひとつだけ、お願いがあるんだ。」
「なに?」


シンのお腹に、僕のものだっていうマーク、入れたいなぁ…。

え?

刺青かなにかで…、シンのお腹に。きっと似合うよ…?

ルヰ、くん…、うん、ルヰくんがそういうなら。僕はルヰくんのものだから。


「僕は、ルヰくんのものだよ?…ほら、ルヰくんの思い通りに…、僕を…。」
「…あは、シンってば。そうだね。おおきな、言葉を発することの出来る、僕のお人形…、じゃあ、入れるね?」
「うん、ルヰくんの心のままに。」

そう、ここに来た時点で、ルヰくんを師として仰いだ時点で、僕はルヰくんのお人形だ。そりゃ、周りから見たら歪んでるかもしれないけど…、でも、これでいい。
ルヰくんと一緒にいられるのならば。喜んで自分から人形になりたい。
そうして、ルヰくんにとろりと微笑むと、彼はだきしめて、それからたくさんのキスをしてくれたのだった。

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