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​一条シン

何かの拍子に別次元の記憶を思い出してしまった系男子。

別次元で世界を滅ぼしてしまったという過去を持つがゆえ、思い出してしまったことでその衝動が殺人衝動に切り替わってしまって悩んだ挙句、ひとりで抱え込むと本当にしかねないとエーデルローズ寮唯一の同輩の香賀美タイガに相談。

それからもその衝動は落ち着かないものの、相談したての頃に殺していいかな?!と笑顔で聞いたら駄目だと言われたので、それ以来その衝動が起きる際には必ず彼に振ることにしている。

駄目だ、と言われることに表面ではしょげてるが、内心毎回止めてくれるタイガには感謝をしている。

 

そんなタイガのことは大好きであり、恋してしまっているので、夜になるとたまに勝手にタイガの部屋に忍び込んで襲っている。

ただし、突っ込む方ではなく突っ込まれる方。

香賀美タイガ

突然一条シンにカミングアウトされただけのかわいそうな同輩。

いつも目をランランと輝かせながら殺していいかな?と聞いてくるシンにすこし困り果てながらも毎回駄目出しをする。

本人がしょげてるのをみてそんなにかよ…と思いつつも、毎回聞いてくることに関してはほっとしている。(聞いてくれれば自分が駄目だと言うことで止められるため)

一条シン本人に実は感謝されていることは知らないため、どう傍から見てもただの振り回されている苦労人。

 

夜にたまに襲いに来るシンのことはもはやおなじみになってしまって諦めている。

もしかして性欲も強くなったのか?とも考えたが、どうやらその様子もないので頭の中で釈然としないながらも、本人が抱いてほしがるので一応対応する。が、年頃なので毎回結局シンを組み敷いている。

一条シンが自分に恋しているということには気がついてない。鈍感。

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